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2011年11月の4件の記事

2011年11月28日 (月)

Wacom Cintiq24HD

ダブコン3のお仕事が終わったばかりの椎名です。
も〜原稿読んで萌え転がりましたゴロゴロ…!
シリーズお読み下さっているみなさま、どうぞお楽しみに〜(´Д`*)


さて、表題のCintiq24HDとはなんぞや。
Wacomから先日発売された24インチワイドな液晶タブレットなのです。
今まで原稿のペン入れはアナログ作業が多かったのですが、そろそろ私も
フルデジタルに移行したいと思い、そんならやっぱりでっかい液タブだと
いうことになりまして。
アナログだと丸ペンでペン入れをしているのですが、最近どーも筆圧が
弱すぎて、線が途切れ途切れだったり、端がきちんとくっつくまで描けて
なかったりと困っていたのです。ショボショボ。


そんなワケで、とりあえず試しに液タブ使ってみようと12インチのちっこい
のを使用してみたのですが、うーん、小さいだけにツールボックスを並べると
画面がせまい。
かといって、ツールを別モニタに置きっぱなしだと、いちいちデュアル画面の
マップ切り替えがめんどい。
やっぱり大きい方が作業効率もあがるはずと、その時点で注文可能だった
21インチサイズのCintiq21UXを早速注文したのですが、在庫が無いため
入荷待ち。
そこへタイミング良く24HD発売のニュースが。
慌てて入荷を待っていた21をキャンセルして、24を注文し直したのです。


そして9月末、公式発売日の3日前にやってきた24HD。

P107077

でかっ。そして重っ。
いや、箱もだけど液タブ本体もでかいのですよ。
横幅だけで77センチ超。そして重量30キロ。
うちの廊下の幅が80センチだから、横に持ったまま歩けない。
(歩かないけど)
私の仕事机はわりと大きめなので、置くのは余裕なのですが、でも
さすがに圧迫感は結構あります。


丁度届いた時に仕事が今年一番の山場だったので、なかなか設置
出来なかったのですが、いや、使ってこそ効率があがって修羅場を
やり過ごせるに違いない!と思い、合間を見てどうにか設置。


うむ、やっぱり大きい画面だと描きやすい。しかし大きいだけに
描いている場所とツールボックスまで距離があるので、手を動かす
距離も長くなるため…慣れるまで手がダルダルに(´∀`;)
しかしダイレクトに線が引けるのはやはり感覚的にすごくラクです。


台座がしっかりしているので、液晶面を寝かせ気味に、机からはみ出す
形で肘を置いて描けます。なので手もそれほど疲れません。
しかし、朝から晩までフル稼働でずっと同じ所に手を乗せて描いていると
手の熱が保温される感じでちょっと熱さは感じます。
ファンが内蔵されているため熱問題は改善されているそうですが、一説に
よると、寝かせて使っていると熱が篭もりやすいらしいのでそのせいかな?
なので、あったまってくるとウィンドウを移動させて冷たい場所を探したり(笑)
この秋は残暑が厳しかったのでちと辛い時もありましたが、寒くなって
くると逆に暖かくって良いですね〜。

Img_0117

液タブのうしろにあるのは、今まで使っていた21インチモニタ。
液タブ上部に貼り付いているのはMacのキーボード。
キーボードを貼り付けるのにはコクヨの「プリットひっつき虫」
という練り消しゴムみたいなくっつけ剤?を使ってますー。
取ったりはがしたりがしやすいですよ〜。
ただ、液晶周りの黒いフチ部分はわりと熱くなるので、くっつけ剤が
にょーんと溶けやすくなることも。


というワケで、使用2ヶ月弱、もう大分使うのも慣れてきましたが
最初は自分の筆圧と筆圧感知の調整をしくじっていたらしく、
描いた絵をレーザープリンタでプリントアウトしてみるとなーんか
線が野太い…「?」とは思ったものの、トナー変えたばっかりだしなぁ、
と気になりつつそのまま。。
入稿時に編集さんに「線太くないですか?」と聞いたら
「大丈夫ですよー」と言って下さったのですが、ご本が届いたら
やっぱ野太かった(TωT) わーんすみませんすみません!


個人的な難点は、机にどーんと鎮座しているため、すっかりネット
サーフィンしながらラーメン食べる、とか仕事しながら化粧する、
とかが出来なくなりました(笑)
そして、イラストのラフ画はいつもコピー用紙に0.7のシャープペンで
描いているのですが、机に描くスペースがなくなったため床に寝転んで
描くというのが定番スタイルになりつつあります(子供のお絵かきか!)
しかしこの時期、床暖房入れてるとそのままうっかり寝てしまうという罠が。


まだまだ試行錯誤の途中なのですが、やはり仕事の効率はアップしたと
思います。元々ダラダラした人間なので、どれぐらい上がったかというのは
自分でも良くわからないのですが、全部が一つの画面で済んでしまう手軽さ
というか、気安さのような感覚は確かにあります。
今は、とりあえず描いてみた出来上がりを本に印刷されたもので確かめ中、
という所なのでまた何か気付いた事などあったら記事にしたいと思います。


たいした内容でもないのに長くなってしまいました。
最後まで読んで下さった方ありがとうございます。
以上、液タブ導入報告でした〜。

ー追記ー

まとめ買いしていたペン先達がこんなに…(笑)
(しかも大箱サイズなので一箱144本入りという)

Img_0129
欲しい方、いるー?(TωT)

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2011年11月13日 (日)

咲姫、ゆきます!ー夢みる平安京ー

11月9日発売 新書館ウィングス文庫
「咲姫、ゆきます!ー夢みる平安京ー」如月天音先生


雑誌「小説ウィングス」で前後編として掲載分+書き下ろし短編で
この度、文庫化となりました。


「このままあたしの式神でいてくれる?」
…という文庫のオビにきゅんきゅんしてしまった…(´ω`*)


ヒロイン咲姫は陰陽頭の愛娘、元気ハツラツな16歳。
陰陽の腕は父親ゆずり。ある日自宅の父の塗篭で白い鼠と古い鏡に
出会います。その白い鼠と古い鏡には…


とにかく姫の式神となった空木が素敵なのです。
美形だわ霊力強いわ頼もしいわ(まぁちょっと途中捕らえられたり
してたけど)カッコ良すぎます(´ω`*)
そういうワケで、咲姫と式神空木が色々と活躍するのですが、
他の登場人物、涼風の少将(モテ系貴公子)が咲姫を前にすると
何かいつもと調子が違う…何故?と悩むのをによによしながら見つつ、
右大臣家の高嶺姫の凛々しい姫っぷりに感心しつつ、どきどき平安
陰陽ファンタジーを楽しんで頂けると幸いです。
ぜひぜひ!!

Sakihime

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2011年11月 5日 (土)

そして花嫁は恋を知る 想いは砂色の聖地に集う

うほっ。またちょっと遅れました…!(TωT)

11月1日発売 集英社コバルト文庫
「そして花嫁は恋を知る 想いは砂色の聖地に集う」小田 菜摘先生


お久しぶりの嫁恋シリーズでございます。
今巻でシリーズも12冊目。


今回のムコ殿アレグは、小田さんのもうひとつのシリーズ
「花嫁の選択」のヒーロー・アスライの国、オルドブライから
拡大されていった、カラ・ブライ王国の王になります。
そういうワケで、アレグはちょっとオリエンタルな雰囲気。

ヒロイン・リュビアは幸せに成長してきたブラーナのお姫様。
この時代では、あれほど強大でブイブイ言わせてたブラーナ帝国も
だいぶ元気がなくなって領土もずいぶんと小さくなっていたようです。

この二人がまたこう、なんというかとても初々しくて可愛らしいと
いうか、すごく不器用でピュアで…ほほえましい。
そして、ラーディールとルヴィック。
ラーディールは描いていて楽しかったです。
彼がリュートをつまびくシーンの挿絵では、もう完全に原稿の締切
(印刷所さんを待たせているレベル)が1時間後だったのに、まさかの
今から、で透かし窓の模様を描きました。冷や汗かきながら…。
ルヴィックさんはもうすでにKYを超越して癒しキャラか?と思って
登場シーンを楽しんでおりました。
ちょっと残念なのが、リュビアの姪っ子マーヤを描けなかったこと。
もう少し私に余裕があったら何処かに描きたかったです。


さて、今回の「想いは砂色の聖地に集う」は時間軸で言うと、
どのあたりになるのかな、ということで
今まで出たシリーズを時代でソートしてみますと


⑩黄金の都を興す姫(イリアティーヌ・シリウス)
⑪月の女神は黎明を導く(イリアティーヌ・シリウス)
③紅の砂漠をわたる姫(ユスティニア・ナティール)
⑧大河は愛をつなぐ(嫁恋番外編)(ナルメル・アリアス)
⑨黄金の都を受け継ぐ姫(エウノミア・リフィニクス)
④緑の森を拓く姫(エリスセレナ・イシュトファル)
⑤緑の森を統べる姫(エリスセレナ・イシュトファル)
⑥黄土の大地を潤す姫(アンナマリア・フェラン)
⑦青の大河をのぼる姫(プシュケ・レトムゥール)
①黄金の都の癒し姫(エイレーネ・アルファディル)
②白銀の都へ旅立つ姫(アグライア・ユーリ)


順番はこれであってるかな?
これの、①黄金のエイレーネと②白銀のアグライアの間に
⑫砂色のリュビアが入るんでしょうか。
今気付いたけど⑪月の女神〜と今回の砂色には副題に姫が入って
ないのね〜。ほうほう。

と、いうわけで、今回の嫁恋12もどうぞ宜しくお願い致します(´ω`*)

ー12/3 追記ー

ぎゃああ、ブクログ(本のレビューサイト)を見ていたら嫁恋12の
レビューで同じく年代順に既刊をソートしてくださってる方がいらした!
一瞬自分が書いたかと思っちゃいました(ID持ってないですが!)
ありがとうございます~!!

読書メーターやアマゾンのレビュー、ブクログはたまに巡ってご意見収集させて
いただいたりしております。
お仕事させて頂いたお話は私もどれも大好きなので、楽しく読んで下さっている
方々を拝見すると本当に嬉しくなってしまいます。

また、私のイラストについても何かしら言及頂いていた時は、時に自分を戒めたり
頑張って描くぞ~(ToT*)という力の源になったり有り難く拝見しております。
いつもありがとうございます。心から感謝です!!

Yomekoi12

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2011年11月 1日 (火)

押しかけ絵術師と公爵家の秘密

うぉう、また遅れを取ってしまった…!

10月26日発売 小学館ルルル文庫
「押しかけ絵術師と公爵家の秘密」斉藤 百伽先生
第5回小学館ライトノベル大賞奨励賞受賞作品!


小さくてガリガリで、黄色いお下げに白エプロンの制服。主人公エステルは
絵術師協会に所属している落ちこぼれ絵術師。初めて依頼された待望の仕事先で
待ち受けていた事件とはー


パワフルでがんばりやさんのエステルだけど、いっぱいコンプレックスも
かかえてて。でもとっても可愛いんです(´Д`*)
少女向けライトノベルのヒロインといったら、殆どがお姫さまタイプだと
思うのですが、エステルはなんというか雑草のようなたくましさがあります。
でもそこが小気味良くて、すっかりお話に引き込まれてしまいました。


そしてヒーローアレク。なんというか最初は仮の姿?
まぁどっちの姿も素敵なんですが、最初のツンな態度からだんだん心を許して
くれるのがたまりません〜。
あとエステルが9歳の時に描いたという落書き鳥のガビちゃん。
ガビちゃんって名前の響きがいいですよね〜(笑)魔界の姿は美丈夫なのに
エステルが描く姿はぺらぺらの落書き鳥です。
あと、物腰柔らかな老執事、少女小説にあるまじき姿の老人なども登場します。
どの人物も元気でパワーがあって、楽しくお仕事させていただきました。
読むとなんだかパワーを分けて貰える気がします(*´∀`*)
斉藤百伽先生、受賞おめでとうございました。
というわけで、ぜひぜひ〜。

Ejutsushi

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